この画像の姿勢に心当たりはありませんか?
最近よく聞く「スマホ首」になる姿勢ですね。
「スマホ首」とは「ストレートネック」のことを言います。
勤務先の整形外科クリニックでも首の痛みで受診される方は多くいらっしゃいます。
オフィス街にあるクリニックであることも影響しているかもしれませんが、
首のレントゲンを撮ると7~8割は「ストレートネック」を指摘されています。
なかにはストレートを超えて後側にカーブができている方もいらっしゃいますし、
子供たちにも出てきています。
首は7つの骨(頸椎)が積み重なるようにできていて、前側に緩やかなカーブを描いています。
頭の重さは体重の約10%と言われており、首や肩、背中の筋肉が6㎏前後の頭を支えています。
本来、首にカーブがあることでその負担を軽くできているのですが、
「ストレートネック」というのは、このカーブが無くて真っ直ぐになっているため、
頭の重さがダイレクトに掛かり、肩こり、頭痛、首の痛み、めまいなどが起きやすくなります。
「一般社団法人日本生活習慣病予防協会」サイトにこんな資料がありました。
対策としては、
猫背にならないようにする
目線が下向きのまま長時間作業しない
ということになります。
具体的には、
パソコンの位置の工夫やスマホを操作する時の姿勢を意識して高めにする
パソコンやスマホを操作する際は、1時間毎に休憩をとる
首や肩、背中のストレッチや体操をする
これらを心がけて「ストレートネック」予防・改善に努めましょう。
鍼灸は硬くなった首や肩、背中を緩めたり、血流を改善しながら、
「ストレートネック」のトラブル解消をお手伝いできます。
気になる方はどうぞご相談ください。
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